いざというときのための防災グッズをあえて試用してみました。災害に備える参考にしてください。

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外袋

2002年製のMRE(Meal Ready to Eat)MENU NO.3 Beef Lavioliを沖縄土産に頂きました。4年以上前の代物ということで品質に激しく不安がありますがとりあえず試食してみたいと思います。

試食レビューは続きをどうぞ。
自分は軍事には疎いのでTHE戦闘糧食様などの情報を参考にさせていただきました。MREはアメリカ軍で採用されている個人用糧食で、現用のものは24種類あるそうです。
入手したパッケージは状態が余りよくなく、結構頑丈な外袋なのですが、穴や切り傷が入っていました。幸い内容物には及んでいなかったので、全てを試食してみたいと思います。

中身

パッケージを開いた中身です。内容物を列挙しますと、
・Potato Sticks(ポテトスティック)
・Wheat Snack Bread(小麦のスナックパン)
・Fudge Brownie(ファッジブラウニー)
・Cheese Spread(チーズスプレッド)
・Beef Ravioli in Meat Sauce(ビーフラビオリのミートソース)
・Beverage Base Powder Grape(グレープ味の粉ジュース)
・MRE Heater
・アクセサリーパック
・スプーン

内容物は全て味気ない色のパッケージがされておりお世辞にも食欲をそそるもではありません。軍用なので実用重視なのか、敵に発見されるのを避けるために派手な色使いを避けているのでしょうか?

Potato Sticks

Potato Sticksの名前から想像していた物とはかけ離れたものが出てきました。スティックという割には長さも短く、単なるスナック菓子のようです。残念ながら4年の歳月で酸化してしまったようで酷い臭いと酸っぱいような味がしましたので完食はあきらめました。塩味はそれほどきつくは無いようで、出来れば新鮮なものを食べてみたいものです。

Wheat Snack Bread & Fudge Brownie

主食になると思われるWheat Snack Bread(左)とそれにつけて食べるのであろうCheese Spread(上)、おやつになりそうなFudge Brownie(右)です。Wheat Snack Breadはなぜか食パンのような形をしています。味はついておらずCheese Spreadをつけて食べるのでしょうが、このチーズが酸化が進んでいるのかチーズの風味が感じられない上に、海外もののチーズにありがちな酷く塩辛いもので自分には合いませんでした。Fudge Brownieはひたすらチョコレート味で甘く、癖も無いので割と美味しくいただけました。ただ意外ともろかったので取り出す際にばらばらに砕けてしまったのが難でしょうか。野外で食べるときに落としてしまっては空しいですから・・・

Beef Ravioli in Meat Sauce & MRE Heater

次はメインディッシュのBeef Ravioli in Meat Sauceの準備をします。これはMRE Heaterを使ってパッケージごと暖かくして食べることが出来ます。

線まで水を注ぎます。

箱から取り出したBeef Ravioliのパッケージを、ヒーターといっしょに袋の中に入れて、線まで水を注ぎます。

傾けた状態でしばらく放置します。

袋の封をしてからBeef Ravioliの入っていた箱にヒーターの袋ごと戻して、少し傾けた状態にして温まるまでしばらく放置します。

Beef Ravioli in Meat Sauce

万全を期して少し長めに30分ほど放置してから封を切りましたが、残念ながらうまく温まらなかったようで、まだ冷たい部分も残っていました。見た目はネチャネチャとしてあまりよくないですがトマトソースの香りが漂ってきます。ラビオリやトマトソースの中にもふんだんに牛肉が入っておりボリュームはたっぷりといった感じです。他の物も含めて食べると自分には十分すぎる量があると思います。味はまあトマトの味が強くはずれが少ないと思います。お世辞にもあたりとはいえないですが・・・

Beverage Base Powder Grape

色が良く分かるようにとBeverage Base Powder Grapeをガラスのコップで入れてみましたが、ほとんどコーヒーと見まがうほどの濃い紫色の着色がされています。もう少し美味しそうに出来なかったものかと思いますが味は割と普通に甘くグレープの風味がつけられていて、疲れたときなどには向いているかもしれません。

アクセサリーパック

アクセサリーパックの中身です。左上から右にインスタントコーヒー、クリーム、砂糖、ヨウ素添加塩、タバスコ、ガム、紙マッチ、ティッシュ、お手拭になります。これで始めて知ったのですが、アメリカでは内陸部などでは特に土壌に含まれるヨードが少なくそれを補うためにヨウ素添加塩が多く使われているそうです。またこれに含まれるガムですが、異常なまでに薬くさくて自分はとても食べられませんでした。アメリカ人の好みなのかもしれませんが・・・。

インスタントコーヒー

アクセサリーパックのコーヒーをいれてみました。少ししけっていたようですが、さすがに普通のコーヒーになりました。パッケージの中で一番安心して勧められそうです。

さすがに4年前のものということで多少の難はありましたが、軍用糧食というものの雰囲気が、味はともかく食べていて軍人になるのもつらいなあと感じられました。もちろんいつもこればかり食べているのではないでしょうが・・・

ところで、もしこれをみて興味を持たれた方も居られるかもしれませんが、基本的にMREが市場に流通することはアメリカ軍でも認めておらず、放出品の店に並んでいるようなものは食べるのに不適とされた廃棄扱いのものですので、よほどの物好きかいかもの食いの方で無い限り食べない方が無難です。食べるときは自己責任であることを忘れずに。間違っても非常食として備えておこうとしてはいけません。
それでも食べてみたい方は東京キャロル様などの米軍放出品を扱う店や、オークションなどで探してみてください。最近は品薄のようですが・・・

レーションっぽい雰囲気の保存食が試してみたい方はこういったものはどうでしょうか?

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